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SAROMAN BLUE 鈴木健司

SAROMAN BLUE 鈴木健司

2015小江戸大江戸200k完走記~第3章~

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装備について振り返る。足元からNEWTONのKISMETは自分の走りに合っていた。今までのGRAVITASよりもソフトな反発性でアーチサポートも強すぎず付いている。フラットに着地できるので、プロネーションが激しいと内くるぶしから内スネ付近が張るのだが、今回はそれはなかった。CEPは問題なく昨日を発揮!翌日もふくらはぎはプニプニだった。保温タイツとして愛用している2XUサーマルタイツは薄手でありながら保温性も高く、締め付けも程よいので35時間通して履いていても一切違和感がなかった。前半履いていたNBのハーフパンツはコーディネート的にOK!ランナーズオリジナルのポリプロピレンアンダー(試作品)は締め付けないで汗冷えの対応はバッチリだった。長袖の重ね着も1枚は袖を捲れる緩いフィット感にしたので、保温も放出も可能で『汗を掻き過ぎない』をテーマにしたウエアリングとしてはベストだった。いちごオ・レは目立って良かった!次はいつ着よう?
後半のウインドブレーカー上下は透湿性重視の素材だったので日中は問題なかったが、 夜の大雨に対しては不十分だった。気温が真冬の条件にならなかったのでソフトシェルで良かったが、もっとロングのレースを考えるとゴアテックスの上下は必要となりそうだ。そして今回はランナーズベスト14リットルとマルチポケットウエストポーチを併用した。大きな荷物の取り出し回数は少ない。しかしエネルギーは素早く取りたい。その希望を叶えるにはピッタリの組み合わせだ。もちろんポーチの蒸れを解消したければベストだけでも良かったが、カメラを取り付けることもあって併用した。
ベストはスマホのクイックアクセスとペットボトルの揺れにくさで快適に使用できた。7リットルもあるが大は小を兼ねるので(コンプレッションを掛ければ少ない容量でも揺れない) 冬場を考えると大きい方が良い。実際には地図と食料とウエアの一部を入れていただけだったので、大した重量ではなかった。とにかく揺れにくいと言う点ではストレスがなかった。
サプリメントは200キロオーバーなので、夜中の対策にショッツを用意したが、夜中にもしっかりと食べるべきだったと反省している。即エネルギーとしては足りていたが、スギ様と同行した区間は足りずに眠気に負けてしまった感がある。20キロ毎のZENのダブル摂取は効果的だった。終始食べることができたし、ゴール後の回復も早かったのは直ぐに食べることができたからだ。食べたリストはこちら。
最後に全体のペース配分について。小江戸を14時間以内と言うタイムは走力的に妥当な線だろう。ここを今年は13時間22分で到着したが、あと30分早くしようとするならば補給の時間を減らすことになる。これ以上速いペースには上げられないので、来年タイムを縮めるとすればここがポイントだ。
大江戸に関しては昨年よりも50分程度短縮した。(昨年は大江戸と同時スタート)要因としては川越~大山付近までが走れたこと。そして東大前からのペースアップ。特に赤羽から西高島平までは大きくペースを上げて貯金を作った。昨年は川越以降ずっと走れず後半に時間が足りなくなった。あのペースでも間に合ったのはラストのパイパスの走りでリカバリーしただけで、均等に脚力を分散できていなかった。気持ち的にも負けてしまっていたからだ。今年はメンタル面に於いては問題なく、脚力としても無理のないペース配分で走れたのが良かった。終盤に於いても雨によりカラダを暖める為に速く走るしかなかった。周りのランナーよりは維持することはできなかったが、後半にあの走りができたことは自信に繋がった。この内容にはトミーは欠かせなかった。
次回の小江戸大江戸は2016年。2016年は『川の道フットレース』に向けての調整となるはずだ。2015年川の道を走れなかった分を、しっかりとした準備で用意していきたい。タイムとして縮めることもありだが、逆に520キロのうちの203キロと想定するのもありかと思う。まだ詳しく詰めてはいないが、自分の中でも整理しておこう。未知なる距離をどごでも遠くへ走り続けていきたい。参加された皆さん本当にお疲れさまでした。応援してくださった皆さんもありがとうございます。これからもよろしくお願いします。



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